AIアシスタントがコンテンツ戦略を支援

Metaが予告したAIアシスタントは、Instagramのインサイトデータ(再生回数・視聴維持率など)を解析し、次に制作すべき動画のアイデアやトレンドの楽曲を提案する機能を持つ。単なる編集補助にとどまらず、パフォーマンスデータに基づく企画立案まで踏み込む点が特徴だ。現時点ではイベント参加者を対象にテスト中で、一般提供の時期は「近日中」とされている。なお、MetaはFacebook向けにも同様のAIアシスタントを先週リリースしており、クリエイター支援ツールの整備を加速している。

デスクトップ版でより精密な編集環境を提供

デスクトップ版Editsは大画面での精密な編集操作を可能にし、モバイルとのプロジェクト同期にも対応する予定だ。スマートフォン向けアプリとして昨年リリースされたEditsは、ByteDance傘下のCapCutの直接競合として登場したが、デスクトップ展開によって本格的なプロ向け用途への対応を目指す形となる。

新機能「Betaタブ」と拡張された分析ツール

本日より提供が始まるBetaタブでは、クリエイターが実験的機能にいち早くアクセスし、フィードバックを送れるようになる。分析機能の面では、視聴者の属性情報やエンゲージメントがピークを迎える時間帯のデータが新たに確認できるようになる。また、Inspirationフィードでトピック検索が可能になるほか、公開前に複数バージョンを作成してパフォーマンスを比較するテスト機能も追加される。

Editsコンテンツの普及状況と競合環境

Metaによると、Instagramでリールを視聴するユーザーの半数以上が毎日Editsで制作されたコンテンツを目にしているという。保存率10%増・再シェア率2%増という数値は、Editsのエコシステム内での優遇がある可能性も否定できないが、クリエイターがEditsを選ぶ動機づけになっている。一方、YouTubeやTikTokもブレインストーミングやトレンド発見に向けた類似ツールをすでに提供しており、プラットフォーム間のクリエイター獲得競争は引き続き激しい。EditsはiOS・Android向けに無料で提供されている。


出典:TechCrunch

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