Microsoft決算のXbox減収は何を意味するか──Azure1000億ドル突破の裏で進む「事業リセット」の中身
Microsoftが水曜に発表した第4四半期決算で、Xboxのコンテンツ・サービス収入は10%減、ハードウェアは13%減となった一方、全社売上はAI投資を追い風に900億ドルに達しました。Microsoft Cloudは27%増の593億ドル、Azureは初めて1000億ドルを超え、Microsoft 365 Copilotの有償シートは3000万を突破しています。
Microsoftが水曜に発表した第4四半期決算で、Xboxのコンテンツ・サービス収入は10%減、ハードウェアは13%減となった一方、全社売上はAI投資を追い風に900億ドルに達しました。Microsoft Cloudは27%増の593億ドル、Azureは初めて1000億ドルを超え、Microsoft 365 Copilotの有償シートは3000万を突破しています。
OpenAIは2026年7月9日、新モデルGPT 5.6をMicrosoft 365 Copilotの「preferred model(優先モデル)」にすると発表しました。直前にBloombergが報じた、MicrosoftがWordやExcelでコスト削減目的の自社モデル「MAI」への置き換えを進めているという「両社の距離感」報道への、事実上の応答です。
OWASP LLM Top 10(2025)で2回連続首位となったプロンプトインジェクションは、2025年に90組織超で実害を生み、Microsoft 365 Copilotではゼロクリック攻撃EchoLeak(CVE-2025-32711、CVSS 9.3)が観測されました。LLMを「信頼できない部品」として扱う設計が、2026年の企業AI運用の前提になります。
6月15日にVaronisが開示したMicrosoft 365 Copilot Enterprise Searchの情報窃取脆弱性「SearchLeak(CVE-2026-42824)」を含め、わずか2週間で4件のAIセキュリティ事案が連鎖的に表面化しました。共通する論点は、企業が「承認したAIベンダー」と「実際に動いている依存層」の間にある信頼境界の崩壊です。