Microsoft決算のXbox減収は何を意味するか──Azure1000億ドル突破の裏で進む「事業リセット」の中身
Microsoftが水曜に発表した第4四半期決算で、Xboxのコンテンツ・サービス収入は10%減、ハードウェアは13%減となった一方、全社売上はAI投資を追い風に900億ドルに達しました。Microsoft Cloudは27%増の593億ドル、Azureは初めて1000億ドルを超え、Microsoft 365 Copilotの有償シートは3000万を突破しています。
Microsoftが水曜に発表した第4四半期決算で、Xboxのコンテンツ・サービス収入は10%減、ハードウェアは13%減となった一方、全社売上はAI投資を追い風に900億ドルに達しました。Microsoft Cloudは27%増の593億ドル、Azureは初めて1000億ドルを超え、Microsoft 365 Copilotの有償シートは3000万を突破しています。
Microsoftはオープンウェイトモデルを推す公開書簡にMeta・Nvidia・Hugging Faceら20社超と署名し、GitHub CopilotやExcel、Outlookで使うAIをOpenAI・Anthropic製から自社の「MAI」に置き換え始めました。ベンチマークでMAIはDeepseek V3.2並みで両社の主力に及びませんが、狙いは性能競争ではなくAzureの収益とマージンにあります。
Microsoftは「Copilot Cowork」を定額制から従量課金制へ切り替え、コスト圧縮策としてAzure上で自社ホストする微調整版Deepseek V4の採用を検討中とAxiosが報じました。エージェント型AIの「トークン消費」が定額制を成り立たなくしている構図が浮き彫りになっています。
Microsoftは、自社が公開する少なくとも70の GitHub リポジトリにパスワード窃取マルウェアが混入したことを受け、該当プロジェクトへのアクセスを一時停止しました。標的は Azure 関連や Claude Code・Gemini CLI・VS Code といったAIコーディング環境で使われる開発者ツール群です。
Microsoftはイスラエル軍によるAzure利用を巡る調査を受け、安全保障機関との契約の事前審査強化や匿名通報窓口「Trusted Technology Review」など5領域の対策を打ち出しました。Microsoft Israelのカントリーゼネラルマネージャーも4年の任期を経て退任し、当面はMicrosoft Franceが直接管理します。