インドでスマホが値上がりする理由——AIメモリ需要が第2位市場をどう変えたか
AIアクセラレーター向けメモリ需要の急増で標準メモリの供給が細り、インドの4〜6月期スマホ出荷は前年比10%減と6年ぶりの落ち込みとなりました。値上げ幅は機種により4〜68%に達し、Counterpoint調べで低価格帯が競争構図を塗り替えています。
AIアクセラレーター向けメモリ需要の急増で標準メモリの供給が細り、インドの4〜6月期スマホ出荷は前年比10%減と6年ぶりの落ち込みとなりました。値上げ幅は機種により4〜68%に達し、Counterpoint調べで低価格帯が競争構図を塗り替えています。
韓国のメモリ大手SKハイニックスが7月10日、ナスダック上場で265億ドル(約40兆ウォン)を調達し、2014年のアリババ(250億ドル)を上回る「外国企業による米国史上最大のIPO」を達成しました。同社はNVIDIA向けHBM(広帯域幅メモリ)の主要供給元で、米商務長官は同時にサムスンとSKハイニックスへ米国内での新工場建設を働きかけています。
韓国のメモリ半導体大手SKハイニックスが7月10日、ニューヨーク市場に上場し、1株170ドルで取引を開始、265億ドルを調達しました。アリババを抜き外国企業として過去最大の上場となり、AIデータセンター向けのDRAM・HBM需要の逼迫が背景にあります。
韓国SK Hynixが約1,780万株の米国預託証券(ADR)発行によるIPOを実施し、約280億ドルの調達を狙います。第1四半期売上高は前年比約200%増、株価は年初来約260%高——AIメモリ需要が引き起こした『RAMageddon』が資本市場を動かしています。
サムスンとSKハイニックスを中心とした韓国勢が、メモリ工場とAIデータセンターに総額9,000億ドル超を投じる計画を発表しました。背景にあるのは「RAMageddon」と呼ばれるAI需要起因の世界的メモリ不足です。
サムスンとSKハイニックスが韓国政府の後押しで総額5,900億ドル(約90兆円超)規模の半導体投資を発表。AI需要を背景にメモリ価格は2026年Q3に40〜50%、Q4にさらに30〜40%上昇する見通しで、緩和は2028年までずれ込みます。
マイクロン株は1カ月で236%超上昇し、木曜には時価総額が約1.27兆ドルとなり一時的にメタ・テスラを抜きました。AIデータセンター向けメモリの逼迫「RAMageddon」は2027年まで続くと予測され、PCやゲーム機など消費財の価格にも波及し始めています。
AnthropicとMicronが、AI向けメモリの共同設計、データセンター製品の複数年供給、Micron社内へのClaude展開、AnthropicのSeries Hラウンドへの出資という4要素を束ねた契約を締結しました。HBMやDRAMの供給確保と、投資・購買が同じ相手内で循環する「サーキュラーディール」の典型例という二つの顔を持つ案件です。