Chromeの脆弱性1,072件修正は何を意味するか——AIが変えた「バグ発見の経済学」とApple不参加の理由
Googleは木曜、6月にリリースしたChrome 149と150の2バージョンだけで1,072件のセキュリティバグを修正したと発表しました。過去2年・23バージョン分の合計1,036件を上回る数字で、同社は社内AIツールによる発見・修正の高速化を理由に挙げています。
Googleは木曜、6月にリリースしたChrome 149と150の2バージョンだけで1,072件のセキュリティバグを修正したと発表しました。過去2年・23バージョン分の合計1,036件を上回る数字で、同社は社内AIツールによる発見・修正の高速化を理由に挙げています。
ProPublicaが入手したMicrosoftの内部資料によると、Anthropicが開発したAIモデル「Mythos」は4月だけでSharePointに「重大」90件・「重要」141件の脆弱性を発見し、修正が追いつかない状態に陥っていました。7月14日のPatch Tuesdayでは600件超の修正が公開され、AIによる脆弱性発見が防御側の処理能力を上回りつつあることが数字で表れています。
Microsoftが今週のPatch Tuesdayで過去最多となる570件の脆弱性を修正し、うち少なくとも2件は既に悪用されていたゼロデイでした。同社はこの急増の背景に、社員のバグ発見を支援するAI活用があると説明しています。