GLM-5.3のAPI料金は入力$1.40・出力$4.40——「据え置き」でもコストが上がる理由
中国のZ.aiが、フロンティア級オープンソースモデル「GLM-5.3」をAPIで提供開始しました。料金は前世代GLM-5.2と同じ100万トークンあたり入力$1.40/出力$4.40。ただしArtificial Analysisの試算では、1タスクあたりのコストは約$0.44から約$0.68へ上昇しています。
中国のZ.aiが、フロンティア級オープンソースモデル「GLM-5.3」をAPIで提供開始しました。料金は前世代GLM-5.2と同じ100万トークンあたり入力$1.40/出力$4.40。ただしArtificial Analysisの試算では、1タスクあたりのコストは約$0.44から約$0.68へ上昇しています。
HRソフトのRipplingが今週、社内のAI利用コストを可視化・統制する「AI Spend Console」を発表しました。同社は今年初めにAI活用へ全面的に舵を切った結果、R&D部門の人件費総額の40%に相当する額をAIトークンに費やす軌道に乗っており、支出は前月比80%で増加、あるエンジニア1人だけで月5万ドルを使っていたことが判明したと説明しています。
米陸軍が年間契約で確保した1億トークンやMetaの「tokenmaxx」奨励が相次いで枯渇・撤回に追い込まれています。国防総省はイランでの38日間の作戦中に1日あたり200億トークンを消費しており、生成AIの「使い放題」前提が崩れ始めました。
1Passwordが火曜、SaaS Manager上でAnthropic・Cursor・OpenAIへのAI利用とコストをリアルタイムに一元把握する「AI Spend and Consumption Management」をパブリックプレビューで公開しました。追加料金なしで、既存顧客はベンダーのAPIキーを接続するだけで使えます。正式提供は2026年秋を予定しています。
Red Hatのブライアン・グレイスリー氏がVentureBeatの「AI Impact」イベントで、AIエージェントを本番投入する企業が直面するコスト・セキュリティ・組織の壁を指摘。エージェント利用はチャットボット時代より桁違いに多く、最適でないモデルへの「過剰課金」やパッチ適用の7〜14日という短い猶予が経営課題になると論じました。
Metaが社内のAI利用コストが2026年までに数十億ドル規模に達する見通しを受け、2027年からトークン予算制を導入します。社員約6,000人に通知し、ClaudeなどからMeta独自の「MetaCode」への移行を促す方針です。
KPMGの未公開調査によると、AIコストを完全に把握できている企業はわずか26%。半数は限定的な把握にとどまり、22%はまったく見えていないか請求書が届いて初めて使用量を知る状態です。トークン課金への移行が、財務部門を急速に追い詰めています。
Uberは2026年のAIコーディング予算を4月時点で使い切り、ある企業はClaudeで5億ドルの請求を受けたと報じられました。Linux Foundationは7月にTokenomics Foundationを正式発足させ、暴走するトークン支出を可視化・標準化する動きが本格化しています。