SSD・HDDの価格が1年で約2倍に──AIデータセンター需要が消費者向けストレージを直撃した構図
昨年120〜200ドルだった2TB SSDが400ドル前後に、120ドル前後だった4TBの3.5インチSATA HDDが約240ドルへと、SSD・HDDの双方が1年で約2倍に値上がりしています。RAMの高騰(通称「RAMageddon」)に続き、AIデータセンター投資の余波がついに一般ユーザーの買い物にまで及んだ形です。
昨年120〜200ドルだった2TB SSDが400ドル前後に、120ドル前後だった4TBの3.5インチSATA HDDが約240ドルへと、SSD・HDDの双方が1年で約2倍に値上がりしています。RAMの高騰(通称「RAMageddon」)に続き、AIデータセンター投資の余波がついに一般ユーザーの買い物にまで及んだ形です。
核融合スタートアップのRealta Fusionが、米ウィスコンシン州の電力会社Madison Gas and Electricと提携し、出資も受けた上で2030年代半ばに200メガワットの系統接続型核融合発電所の建設を検討します。CFS×Dominion Energy、Helion×Chelan County PUDに続く「電力会社が核融合に出資する」流れが、AIデータセンターの電力需要を背景に一段と鮮明になりました。
GoProが光フォトニクス企業Starman Opticalとの合併により、AIデータセンター向け光トランシーバー市場に参入します。株主には合併完了時に2億8500万ドルが支払われ、既存株主の持ち分は約10%まで薄まる一方、約9200万ドルの負債は返済され、アクションカメラとサブスク・クラウド事業は継続します。
AIクラウド企業のLambdaが、JPモルガン・チェースの組成による10億ドルの私募短期債を調達し、NvidiaのAIチップを購入してMicrosoftにリースする——Bloombergが報じました。2026年に世界で組成されたAI関連債務は、すでに4000億ドルを超えています。
MicrosoftにAI計算資源を供給するニュージャージー州ヴァインランドのデータセンター「DataOne」が、許可を取得しないままガス発電機を稼働させていたとFloodlightとThe Guardianの調査が報じました。サーマルドローンの撮影では62基のうち少なくとも45基が同時稼働し、州環境保護局は「発電機の許可は一切発行しておらず、審査中の申請もない」と認めています。
ビル・ゲイツ氏が創業したTerraPowerが、初のデータセンター向け発電所プロジェクトを年内に発表する見通しだとBloombergが報じました。着工は2027年、345メガワットの溶融塩冷却炉に組み込まれた「溶融ナトリウムの蓄熱槽」が、AI負荷の激しい変動を吸収する武器になります。
Nvidiaは2026年8月17日、ソフトバンクとOpenAIが出資するデータセンター・電力開発会社SB Energyに15億ドルを出資すると発表しました。オハイオ州シンシナティ近郊でOpenAIが建設する「Ports-Pike」データセンターの計算基盤を単独供給する権利を得るとともに、建設支援として最大1050億ドルの与信を提供します。
エネルギー調査会社Noreva(ノレバ)は、米国の一部ハブで天然ガス価格が3倍に上昇し、10ドル/百万BTUを超える可能性があると予測しました。現在の相場は約2〜4.5ドル、ルイジアナ州ヘンリーハブで3ドル弱。Meta(7.5GW)やAmazon(7.6GW)などが進める「自前ガス発電でAIデータセンターを回す」戦略の前提が揺らぎます。
Mistral AIが火曜、欧州/米国を選べるリージョン別推論エンドポイントのGA、稼働率SLA付き「Priority Tier」のプレビュー、そして欧州企業連合による複数年コンピュート確約を同時発表しました。確約は2027年末までに欧州200メガワット、2030年末までに1ギガワットの基盤建設を裏付けるもので、Amadeus、ASML、Capgemini、CMA CGMがアンカーに名を連ねます。
Amazonがテキサス州ペコス郡で、35基のタービンで最大7.65GWを発電するガス火力への投資を認めました。許可上の排出量は年3300万トンのCO2で、NYTによれば米国の発電所として単独最大の気候汚染源になり得ます。同社初の本格的なオフグリッド(送電網に頼らない)AIデータセンターを動かすための電源です。
NvidiaがテキサスでOpenAI・Oracle向けデータセンターの電力基盤を手がけるLanciumに最大30億ドルを投じ、Amazonはテキサス州ペコス郡で35基のガスタービン・最大7.65ギガワットの火力発電所を後押しします。AI競争の主戦場が、半導体から「発電所と送電枠」へ移り始めたことを示す動きです。
LinkedInは2026年6月に始まった今期(2027年6月まで)、データセンターの計算資源・ストレージ・GPUの規模を横ばいに据え置くとWIREDに明かしました。直近6カ月で既存GPUの利用効率を2倍に高め、過去12カ月で約2400万ドル(GPU約1,100台を1年間フル稼働させた分に相当)を浮かせたことが根拠です。
GoogleのデバイスサービスVP、Shakil Barkat氏が9to5 Googleのインタビューで、8月12日発表予定のPixel 11がPixel 10より高くなると事実上認めました。原因はAIデータセンター急増によるRAM供給不足で、廉価モデルは899ドル・ストレージ256GBが見込まれています。
トランプ政権下のEPAが、AIデータセンター向けの汚染許可で住民の意見表明の機会を減らしうる規則変更を検討しています。テキサスではデータセンター建設ブームがガス発電所の乱立を招き、6月には米国のデータセンター建設支出が公共交通インフラを初めて上回りました。
Nvidiaが次世代チップシステム「Vera Rubin」で、Grace Blackwell比10倍のトークン処理効率(ワットあたり)を打ち出しました。GPU2基にCPU1基を組み合わせ、GPU専業からCPUを含む「AIシステム丸ごと」の供給者へ舵を切る動きで、AMDのHelios発表を前にした先制 アピールです。
Metaが自社データセンターの余剰計算能力をAnthropicに貸し出す交渉を進めていると、New York Timesが報じました。契約規模は2年で最大100億ドル。設備投資を「収益源」に転換しようとするMetaと、Claude Code需要の急増で計算資源が足りないAnthropicの利害が交差しています。
2026年1〜3月の3カ月間だけで、米国では少なくとも75件・総額1300億ドル規模のAIデータセンター計画が住民の反対で中止・遅延しました(Data Center Watch調べ)。反対団体は2025年末の396から833へ倍増し、49州に広がっています。
Microsoftの2026年環境サステナビリティ報告書によると、2025会計年度の温室効果ガス排出量は前年比25%増加しました。主因はAIデータセンター基盤への投資拡大で、2030年までにカーボンネガティブ(排出より除去が上回る状態)を目指す目標とは逆行しています。
AppleのMacBook・iPadが6月に、Xboxが8月から値上げされ、原因はAIデータセンター向けを優先するメモリ半導体の供給不足です。中古スマホは2025年12月比で10〜20%高騰し、待ちの戦略が通用しない局面に入りました。
韓国政府とサムスン、SKハイニックス、現代自動車などが2028年までに総額1兆ドルをメモリ半導体、AIデータセンター、ヒューマノイドロボットに投じます。physical AIを国家戦略産業に指定し、5年でDRAM生産倍増と年3万台のAtlas量産を狙う、産業構造の作り替えです。
Oracleが過去1年で約2.1万人を削減し、世界の従業員数は16.2万人から14.1万人へと縮小しました。同社は規制当局への提出書類でAI導入が人員削減の要因の一つと明記し、今後も継続する可能性に言及しています。
Amazonが、シアトル市議会でAIデータセンター建設の凍結を訴えた自社エンジニア3人を社内調査の対象にしていると報じられました。市議会は1年間の建設モラトリアムを可決した直後で、AECJ(Amazon Employees for Climate Justice)はシアトル市の反差別条例違反として公民権侵害の申し立てを行っています。
SpaceXが今週、史上最大規模のIPOを実施しイーロン・マスク氏が世界初の「兆万長者(トリリオネア)」となりました。OpenAIとAnthropicも非公開でSEC提出済みで、公開市場の主役はNetflixに代表される消費者向けサービスからAIラボ・ディープテックへと急速に入れ替わりつつあります。
GMが新興企業Peak Energyと組み、中国勢以外で初となるナトリウムイオン電池の量産に乗り出します。AIデータセンター向け系統蓄電を本命市場に据え、9億ドルを投じて2028年の試作開始を目指す構想です。